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合格者宛メッセージ

合格者宛メッセージ

 2016年1月24日に実施された第28回社会福祉士国家試験の結果が3月15日に発表されました。国家試験受験者数44,764人(昨年45,187人)のうち11,735人(昨年12,181人)が合格し、合格率26.2%(昨年27.0%)という結果でした。合格された皆さま、おめでとうございます。都道府県社会福祉士会に入会し、国家資格を持った専門性の高いソーシャルワーカーとして研鑽と実践を積んでいただくようお願いします。  近年、社会福祉および権利擁護関係の制度政策において、ソーシャルワークの重要性は認められつつありますが、それを担うソーシャルワーカーについては十分な活用ができていない状態が続いているように思えます。
 私たち社会福祉士は、1993年の日本社会福祉士会設立時から社会福祉士の社会的地位の向上と業務独占を目指してきましたが、社会的認知はなかなか進みませんでした。2000年の介護保険開始時に介護支援専門員イコール社会福祉士であるべきところが、社会福祉士取得者が少なかったため、単独では賄いきれませんでした。それが現在の介護支援専門員の質についての議論の要因になっていることは残念です。
 その後、日本社会福祉士会と都道府県社会福祉士会と社会福祉士一人ひとりの努力と協力により、地域包括支援センターに社会福祉士が必置となったり、スクールソーシャルワーカーや刑務所でのソーシャルワーカーに社会福祉士資格が要件となったり、成年後見制度における専門職後見人として社会福祉士が認知されるなど、社会福祉士の活躍の場が拡がっています。
 2016年3月31日現在、社会福祉士登録者数は195,336人、全国の都道府県社会福祉士会に所属する社会福祉士は38,196人となっており、本会は国内のソーシャルワーカーの団体の中では一番大きな団体となっております。さらに、前述の合格者の皆さまが入会することで約4万人の規模の団体になることが見込まれ、これは日本の福祉の向上のために、ソーシャルワーク専門職として先頭に立って行動する責任があるということです。
 社会福祉士になられた皆さまは、社会から大きな期待をされています。社会福祉士の専門性を担保する日本社会福祉士会の生涯研修制度と、実践力を担保する認定社会福祉士認証・認定機構の認定社会福祉士制度を十分に活用して、それぞれの実践の場で、より良い社会貢献をしていただくことを切に願います。

2016年5月1日         
日本社会福祉士会 会長 鎌倉克英