メニューをスキップします

認定社会福祉士認証・認定機構「認定社会福祉士制度」

日本社会福祉士会トップページ

認定社会福祉士について

ホーム > 認定社会福祉士について > 代表挨拶

代表挨拶

ごあいさつ

 1989年(平成元年度)に施行された第1回社会福祉士国家試験によって、180名の社会福祉士が誕生して以来、社会福祉士登録者は260,248名(2021年5月末現在、社会福祉振興・試験センター)にもなりました。
 さて、2003(平成15)年12月8日第1回「日韓こころの交流」シンポジウム(ソウル市)において、杉本和子・日本社会福祉士会相談役(当時)が「日本における社会福祉士の現状と将来展望」というテーマで講演をされました。その中の「Ⅰ 日本社会福祉士会の設立の経緯」で、社会福祉士誕生のころからの歴史についてまとめられています。また、社会福祉士に対する社会的理解の度合いが低いことについても述べられています。「Ⅱ 社会福祉士を取り巻く動向」では、国際的な動向と日本の動向、社会福祉士を取り巻く動向からまとめられています。その中で、社会福祉士の社会的認識を「名称独占」と「任用」の二点から整理しています。社会福祉士(会)は、利用者や市民、他の専門職からの社会福祉士の専門的機能に対する問いかけに応え、「社会的認知」を得ること、ソーシャルワークの国際的標準を求め、ソーシャルワーク実践を行うよう言及しています。その後、「Ⅲ あるべき社会福祉士像」としてまとめておられました。
 日本社会福祉士会は、前述の講演の内容をより具体的に中・長期計画に盛り込み進んでいく中、社会福祉士資格制度化20年、2007年の「社会福祉士及び介護福祉士法」の改正と 国会の附帯決議において、国家資格有資格者にさらに高い専門性を認証する仕組みの構築を図ることが決議されました。この決議を受け、2008年度日本社会福祉士会は独立行政法人福祉医療機構(WAM)の助成を受け専門社会福祉士認定システム構築にむけた基礎研修事業に取り組み、認定社会福祉士並びに認定上級社会福祉士の認定、及び認定制度の対象となる研修の認証を行う第三者機関として「認定社会福祉士認証・認定機構」が2011年10月30日に設立され、認定社会福祉士への道が開けました。
 2018(平成30)年3月27日に、厚生労働省の社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会より出された「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士に求められる役割等について」の報告書概要の総論の中で、「なお、社会状況の変化やニーズの多様化・複雑化に伴い、社会福祉士の活躍の分野は拡がってきており、実践力を向上させていくためには、資格取得後の不断の自己研鑽が必要である。一方で、社会福祉士は、同一の職場に配置される人数が少ないため、OJTが難しいという実態もある。この点も含めて、職能団体が中心となって取り組んでいる認定社会福祉士制度を活用することが考えられる。」と記されました。
 国民の皆様には「認定社会福祉士」をご存じない方が多いと思います。知っていただくには、社会のシステムの中に認定社会福祉士が位置づけられなければなりません。現在、「社会福祉士」は十分ではありませんが、社会に広く知られるようになりました。これは30年以上関係者が努力してきた結果です。社会福祉士の皆様には、「認定社会福祉士」資格を「社会福祉士」資格同様に、専門性をより一層高めるため、取得していただきますようお願いします。そして、世界に誇れるソーシャルワーカー「認定社会福祉士」としてご活躍ください。

2021年7月
認定社会福祉士認証・認定機構
機構長 鎌倉 克英